2018ニューヨークオートショウで公開された2019モデルCX-3の映像。
グリルはシルバー部分が増え、内装は新アテンザに近い質感となっている。
ホワイトレザーはよりクリーム色に近くなり、デミオと共に安っぽかったセンターコンソールが大人っぽくなった。
CX-3オーナーはデミオより高いのに、デミオと共通シャシーで内装もほぼ同じというのがいい気持ちはしない。
今回のマイナーチェンジはその部分を解消するもので、デミオがマイナーチェンジしなければ、当分はこの差が続く。
デミオとの違いは、サイドブレーキを無くしたことによるセンターコンソールの上位機種化と、元々だが、内側のドアノブあたりの造形、スピードメーター上のフードがレザーであること。
また、トリムによってはドアの内張がアルカンターラ調だったりする。
この助手席側の横にのびるダッシュボード部分は形が変わった。微妙だが、吹き出し口の部分が削られるような形で、前モデルよりも上質だ。
こちらは美しい写真が並ぶ映像。
さて、ディーゼルにおいてはガラガラ音を嫌がる人が多いため、静粛性を高めるという動きは正しい。
しかし、ガソリンにおいてはその回転フィールを愉しむ人が多く、必ずしも静粛性だけが喜ばれるものではない。
残念ながら、デミオにおいてはマイナーチェンジにおいてガソリンの静粛性が高められ(遮音ウィンドウの採用など)、非常に気持ちの良かったフィーリングが消えてしまった。
どんなクルマに乗っても、そのあとにデミオに乗るとガソリンの吹き上げが軽快で、振動も気持ちよく、とにかく楽しいクルマだった。
何度かマイナーチェンジをしているので、どの時点でこうなってしまったのかはわからないが、2016年11月のマイナーチェンジがあやしい。なので、2015年から2016年ごろのガソリン車が狙い目かもしれない。
CX-3においては、2.0リットルガソリン車があり、今回から1.8ディーゼルが登場。
1.5ディーゼルのさまざまな問題を克服しているはずなので、期待できる。