LAモーターショウはアテンザやジュークの発表以外にも、2018JEEPラングラー、トヨタのFT-ACコンセプト2019コルベットZR1コンパチといった発表があった。
その中から、ジープのプレミアを観てみよう。
歌とともにメッセージとなる言葉がスクリーンに表れ、その文字の後ろにはさまざまなネイチャーの風景。
そして、ジープブランドのヘッドであるマイク・マンレイが登場する。
「ジープブランドは1941年から始まった。北米から始まったジープは、今は150以上の国へと拡がっている。セールスも2009年の33万7000から140万1000と右肩あがり。
ジープはオーナーこそがジープのキャラクターを作っている。あるオーナーは「私が死ぬとき、ジープを誇りに思いたい。なぜなら脱出できないことなんてなかったからだ」と言った。
彼らはその情熱を表現し、忠誠を誓っている。
その証拠が、ジープのタトゥーを体に刻んでいることだ」
画面にはラングラーが登場。2019ジープラングラー!
荒野に登場する赤、黒のラングラー。星空。
テントを開けると外。
スピニングするホイール、人、狐。
昔の家族がピクニックに出かけるシーン。
最新ジープのステアリング…。
と思ったら、いつまにか会場にマットブラックラングラーが。
素晴らしく美しい。
よくみるとマットブラックではなく、少しスパークリ−。
名前は、サハラ(大きさはアンリミテッド)。
新しいインテリアと新しいステアリング。4世代目のUコネクトアドバンスドテクノロジーと高解像度ディスプレイでカープレイも利用可能。
セーフティ&セキュリティ機能も今の時代に合わせて増えた。
そして再び動画。第二次世界大戦前に生まれた男の声。
「母親は自由な人だった」というシーンから、つまりはJEEPは自由の象徴という流れに。
フリーダムとネイチャー。
会場には3台のルビコンが登場。
と、発表会はここらへんにして、FCAが出してきたルビコン映像。
津波や洪水という災害がある日本には、ジープやジムニーのような車が合うのかもしれない。
サハラの走行動画もある。
ということで、やっぱりラングラーは最高。
コンセプトがオフロードで世界一。
そしてフリーダム。
だけど、アメリカで荒野を旅してフリーダムを味わいたい若者には、随分高価なのではと思ってしまうが、それはもう何年も前から始まってしまったもの。
いつか高くなりすぎたときに、こんな声がおこる。
解放せよ。ジープを解放せよ。