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新型GB500 単気筒路線継続で見えてくるGBの未来。

GB500がついに出るのではないかという報道が出ていますが、アメリカはじめ、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリアなどでGB500の商標出願がされているのがその根拠。

だとしてもまだまだ先の話ですが、実は私も前々から500が出たら買おうかなと思っていたひとり。

ですが、待てずに350を契約してしまいました。

そして、いろいろ予想をしていたわけですが、動画で出したとおり、500単気筒か、700の2気筒かというのが個人的には興味のある部分です。

今回の報道で、ほぼ500で間違いないようですね。

そこで、なぜホンダが単気筒を選択したのかということを考えると、まず500の需要だと思います。

日本では400が一つの区切りとしてあって、350や300、500は敬遠されてきました。

しかし、ワールドワイドで300や500が区切りのいい数字として出てきたためなのか、レブルは500を国内で出しました。300は日本仕様で250になりましたが、GBでは350という見慣れない数字ながら、ヒットしたことでホンダも400の前と後ろに恐怖感はなくなってきたのではないかと。

同時に世界的に400も増えてきているのが謎ですが、ユーザーとしては250、300、350、400、450、500と揃ってても楽しいですよね。

そして、単気筒か2気筒かという問題ですが、もし2気筒なら700以上の話になり、重さ、燃費は500には敵わず、スペースの問題も出てきます。

また、2気筒360度クランクという仕様に理解を得られるのかも疑問です。

一方、単気筒500は、350のフィーリングを継続できます。

燃費、重さも2気筒に比べれば少ない。

ただし、パワーアップは2気筒ほど望めません。

じゃあ、レブルのように中型と大型を400の前後で分けるのかと思えば、レブルは1100を出していたのでした。

もしかしたらもっと先に、違うフレームでGB1000あたりもあり得るのかもしれないですが、そのときはGB500のエンジン二つにしてほしいですね。レブル1100は500とはまったく違うエンジンを採用しました。

500の単気筒にすることで、350にあった0.5次振動を残したフィーリングを継続し、ロングストロークと思いフライホイールのどっしりとしたトルクも継続できます。

そのままパワーだけがアップするので、楽しさは間違いありません。

ただ、350の超絶的な燃費や、気軽さは少しなくなってしまうでしょう。

レブルの例からいうと、デザインに変更はない可能性が高いですね。

歴史的に、ロングストロークエンジンは長い間、ヴィンテージになっても愛されます。

エンジンが機械として動くフィーリングを感じられ、その味わいをユーザーが愛してしまうからでしょう。

GB350の歴史はまだ浅いですが、500が加わることでさらに愛されキャラになっていくのか。

おそらく、GB350はこの3年間で多くの人の1台目になった可能性が高く、求めていたのはショートだったり多気筒だったりすると、手放す人も多かったはず。また、どうしてもステップアップしたくて、大型に行った人も多いことでしょう。それはこのクラスのバイクの宿命なので問題ないのですが、GB350はバイクを乗り継いできた人にとっても、1台手元に置いておきたくなるバイク。

そのうち、ヴィンテージ化するバイクです。

そのうえで、500という数字が所有欲をさらに掻き立てる可能性、非常に高いです。

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