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それぞれのデイタイムランニングライト。


昼間点灯が最初に義務づけられたのはスウェーデン。しかし、他の国では消し忘れと思われたり、電池消耗といった観点から普及が進まず、近年になって独立したデイタイムランニングライトが普及してきている。

LEDの登場がその普及を後押ししたが、ヨーロッパでは2011年から義務化。日本では2016年10月から昼間走行灯(白色限定)として認められた。

アウディは2017年8月以降から全車種に標準とし、BMWも続いた。

BMWやボルボは認可前モデルでもアップデートで対応できるらしい。

 

欧米ではDaytime Running Light(DRL)と呼び、日本ではデイライトとも呼ばれる。

日本ではレクサスが先行したが、最近ではC-HRが純正デイライトを装備している。

また、124スパイダーはヘッドライトに丸いデイライトがあるが、光らない。

ただ、丸いポジション灯(スモールランプ)がLEDで光り、オートなので早め点灯に設定するとデイライトのように光る(マツダも同等)。

欧州ではそこがデイライトになる。


たとえばボルボだとヘッドライトスイッチをオートにすると、デイライトが自動的に光る。

 

ボルボはV40からLEDが真ん中を左右に貫くデザインに変更されたが、これも2016年10月以降はアップデートでデイライト化した。

 

 

デイライトどころか、ライトのデザインで先行しようとするアウディのライトデザイン。

トヨタカムリは三層部分がLEDデイライト。

 

フィアット500はマイナーチェンジでLEDデイライトが追加。

スバルはレガシィアウトバックがこんな感じだ。

マツダも欧州ではデイライト化する。

日本では義務ではないので、CX-5の場合オプションとなり、デイライトキットとして25,056円。

 

プジョー3008

 

 

新型メルセデスAクラスはティーザーでデイライトが光っていた。

 

問題はフォルクスワーゲンだ。欧州では義務化されているから、日本に輸入される車輌にもLEDデイライトは搭載されている。

だが、無効化されているのだ。

そのため、ユーザーは有効化を試みているが、フォルクスワーゲンは認めておらず、車検を含めた入庫でも戻した状態でしかサービスを受けられない。

新型ポロもお洒落なデイライトが装備されているが、まもなく日本上陸。

しっかりと標準装備で対応してほしい。