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アウディQ2発売  馬鹿みたいに高いのに、「戦略的」というカーメディア

アウディのコンパクトSUV Q2がついに発売になった。

グレードは

1.0 TFSI and Audi Q2 1.0 TFSI sport  85kW(116PS) 1.0ℓ 3気筒TFSIエンジン

Audi Q2 1.4 TFSI cod sport 110kW(150PS) 1.4ℓ 4気筒TFSIエンジン

で、本体価格が税込みで299万円、364万円、405万円となっている。

発売を記念した限定モデルは490万円。

各メディアは戦略的な値段と言っているが、どう考えても高い。

若者の心を多角形ポリゴンデザインで掴み、広告戦略も若者向けにし、30代と40代にブランドを定着させる使命を帯びているという割には、庶民感覚を失っている価格だ。

当然、いつもながらクルマメディアはそういうことには触れない。

「良いクルマは高い」

「高いクルマの乗り心地はさすがにいい」

「私は高いクルマの質がわかる」

という姿勢は崩さない。

 

どの高級ブランド輸入車に言えることだが、戦略的設定を行った場合、そのままで乗れるような車はない。最低価格で買ってしまうと、国内で150万円程度のクルマよりも装備や室内の質感が劣ったものになるからだ。

結局、オプションを増やすことになる。

たとえば、Q2の最低価格ではLEDヘッドライトに19万をプラスしなくてはならない。

国産車でLEDヘッドライトの価格を何となく感じている人々に、19万はない。

オートのエアコンには25万円プラス(ルームミラー自動防眩、センターアームレストなどが付いてくる)。本当に馬鹿げている。





ナビパッケージにすると39万円プラスで、エアコンが付くので合計64万円プラス。

リアビューカメラやパーキングシステム、アドバンストキーといった当たり前の機能も15万円のパッケージを追加しなくてはならない。

そしてシートはレザーではなくクロス生地。

ナビパッケージと15万円のコンパクトパッケージをプラスして、合計378万円。

こんなに払ってクロスのシートに座らなくてはならない。しかも、LEDヘッドライトじゃない。

カラーオプションは11万円のものもある。

姿勢が今までの高級ブランドと何も変わらないのだ。変わらないのに、クルマ離れしている世代に訴えようとしている。

「馬鹿みたいに高いからクルマなんかいらない」と多くの人が思っているのに。

 

 

自動車評論家の方が299万円の何もついていないモデルに乗って、「質感の高い、いいクルマだ」とベタ褒めするのだろうか。

こんなに何にも積んでない状況で「軽くなった」とはどういうことだろうか。

 

もし何も選択しなかった場合、レインセンサーも付かなければステアリングもボタンのないシンプルなものになり、セーフティ機能もほとんど付かない。

ディーラーの人はいつも通り、「この設定ではおそらくなんなんで…」と言う。

どこのブランドに行っても、国産でもこういった最低価格モデルがあり、その一つ上を勧めるだろう。

それが1.0 TFSI sportだ。同じトレインでありながら、価格は一気に364万円に。

つまりこれがQ2の標準価格だ。

シートは同じクロスでも少し上等になり、レザーは12万円で選択可能になる。形も一気に高級ブランドらしくなる。

ナビはこの価格でも付いていない。だから35万円(下のクラスより安くなっている)プラスしないといけない。

レインセンサーは標準に。プライバシーガラスは6万円で設定となる。

オートエアコンは標準に。ステアリングはマルチファンクションキーの付くタイプに。

リアビューカメラやアドバンストキーは標準になり、セーフティパッケージは13万円。

Audiバーチャルコックピットは5万円で追加となる。

なので、このクラスを買いたい人なら付けるだろう、ナビ、プライベートガラス、バーチャルをプラスして、計423万円。

 

お金のある人は、上級グレードにして外見も中身も高級にすればいい。

ステータスがある。

無理して手を出すと、外見は豪華、中身は貧相となる。

でも中身は外の人に見えないから、それでもいいと思うのかもしれない。

 

 

イギリスでQ2を買う場合、20015ポンドから始まる。286万円だ。

LEDヘッドライトは975ポンドで14万円。シートは形状が選べて、日本のsportモデルの椅子にするなら3万円プラス。18万円でレザーを選択可能。

オートエアコンのオプションが違うようで、シートヒーターに4万円。

コンフォートパックが12万円だが、付けなくてもマルチファンクションのステアリングが標準になっている。

 

Sportというモデルがその次にあるが、日本とは意味合いが違う。

まず、16インチから17インチのホイールになり、SDナビが付いてくる。シートは日本と同じスポーツ系になり、クルーズコントロールも付く。

スタート価格は308万円から。LEDはオプション。後席を分けて倒すスピリット・フォルディングは250ポンド。

クルーズコントロールはアダプティブではなく、後者の場合は375ポンド(5万円)プラスになる。リアビューカメラもセンサーも付いていない。

とりあえずこのモデルにして、いろいろ付けて買うのがスタンダードになりそうだ。

コンフォートパックとテクノロジーパックを付けて24060ポンド、344万円。

日本の最低価格にオプションを付けた価格よりも安く、Sportの基本価格よりも安い。

※だだし、日本のトランスミッションはS tronic(オートマ的なもの)。イギリスでこれを選択すると、1.4リッターモデルになる。

 

この価格差は、きっと船代だろう…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





  
 

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